2020年3月、韓国の株式市場を買い支えた怖い人たち

韓国株

 

本日3月30日、日経平均株価が0.88%下落する一方で韓国総合株価指数(KOSPI)は2.19%も上昇しました。株式市場で売買している主なプレイヤーに個人、外国人、機関投資家、年金基金がいます。本日の投資家別買越・売越状況は個人(韓国国民)が3845億ウォン(約340億円)の買い越し、外国人が711億ウォン(約63億円)の売り越し、機関投資家が2901億ウォン(約257億円)の売り越し(※年金基金は機関投資家の中で67億ウォン(約5.9億円)の買い越し)でした(※ソース:투자자별 매매 동향)。つまり、機関投資家と外国人の売り越しを個人が買い支えて、2%以上の上昇をもたらしました。

 

新型コロナウイルスで株式市場が下落する中でも、2020年3月は韓国の株式市場でほぼ毎日個人が買い越しています。つまり、韓国の株式市場は常に韓国国民が買い支えている状態でした。

ただ、韓国国民の買いだけでは当然、暴落時の株価減少を支えきれません。この状況は日本も無視できない、いずれ恐ろしい結果を招きかねないです。

 

韓国株式市場の投資家別買越・売越状況

2020年3月、韓国の株式市場(※KOSPI)での投資家別買越、売越状況をまとめました。

2020年3月韓国株式市場の投資家別買越・売越状況

2020年3月韓国株式市場の投資家別買越・売越状況(※ソース:투자자별 매매 동향

単位億ウォン。赤が買い越しで、青が売り越しです。買い越しは買った額の方が大きくてプラス、売り越しは売った額の方が大きくてマイナスになっている状態です。

 

現在の韓国の株式市場で注目すべきは”個人(韓国国民)”と”外国人”です。個人は3月に入ってから4日と24日以外は大幅に買い越しています。一番左の個人の強い買いが毎日のように入っています。

逆に、外国人は3月4日以外はすべて売り越しています。3月11日から空売りの規制がかけられたにもかかわらず売り越しているので、現物の売りが入っています。つまり、韓国から資金自体を引き上げている状況です。株から韓国ウォンに換金すれば、当然ドル買い(韓国ウォン売り)にも繋がります。

本日3月31、韓国総合株価指数(KOSPI)は+37.52(+2.19%)も上昇しました。投資家別買越、売越状況を見てもわかるように、個人が主に外国人と機関の売りを買いで支えていました。

 

外国人が売り越して、個人が買い支える状況が続くと…

韓国の株式市場で個人が買っているのは、”以前に比べて株価が割安になった”と感じているからのようです。また、新型コロナウイルスで事業を休止した人が、事業で使う予定だったお金を株式投資に使ってるという見解もあります。当然、借金、信用取引による買いも中にはあるでしょう。

2019年10-12月期の家計信用(速報値)で韓国の家計負債が1600兆ウォン(※約142兆円)を突破したことがわかりました。

韓国、家計負債1600兆ウォン突破
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先月からのコロナ不況で借金が上乗せされるのは間違いありません。主要国と比較しても韓国の家計負債比率は高く、消費や経済を抑制してしまいます。

 

買いで株式市場へ入るなら、株価が成長する以外に逃げ場はありません。株価高騰に期待するのが悪いとは言いません。しかし、集中しすぎればリスクも大きくなってしまいます。本来なら国全体でも投資のリスクは分散すべきです。資金が株式市場ひとつに集中すればするほど、株式市場の暴落が韓国国民を広く引き込む大きな経済不安となるでしょう。今の韓国国民は株式市場が上昇するというギャンブルに賭けてしまっている状態です。

もし賭けに負けたら、個人は不況下で損失負い、債務を抱え込む人も出てきます。借金を踏み倒して海外へ逃げる人も出てくるでしょう。債務不履行の多さが表面化すれば、資産の多い人も海外資産比率を高めて行いきます。結果、経済不安と通貨安を同時に引き起こし、連鎖的に深い傷を負った国家のデフォルトにまで繋がりかねません。

 

新型コロナウイルスの影響により、現在韓国からの日本入国は制限されています。しかし、本来、韓国人は日本にノービザで(※パスポートだけで)90日以内の滞在ができます。韓国がデフォルトになれば逃避先として日本を選ぶ人も当然出てくるわけです。お金や職を持たない外国人が日本に増えれば、良くて不法就労、悪くて犯罪の増加を引き起こします。

韓国の株式市場が暴落する方向へ向かったら、日本もここから引き起こされるリスクに対し、対策を講じなければなりません。

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