“ドルウォン”と”ウォンドル”の正しい使い方

ドルウォンとウォンドル 韓国ウォン

 

通貨が安い高いは他の通貨との比較でしか判断できません。世界にある多くの通貨は、米国ドルに対して高いか安いかが大きな価値基準になります。

ドルに対する韓国ウォンを価値を表す場合、1ドルに対する韓国ウォンの価格がよく使われています。

例)
1ドル=1200ウォン

これはUSD/KRW(米国ドル/韓国ウォン)を意味します。為替レートでUSD/KRWと書いたときは、「1USD(USドル)が何KRW(韓国ウォン)か」、すなわち1USDの価値を1KRWの価値で割った値を示します。「USD/KRW」を順番に呼べば”ドルウォン”になります。

 

日本人の呼び名(口語)としては”ドルウォン”が用いられているのをよく耳にします。よりメジャーな通貨(ドル)を先に言うのが、意識として定着しているのかもしれません。

“ドルウォン1200ウォン”だけでなく、ドルの単位で表した”ウォンドル0.00083ドル”といった呼び方もできます。しかし、ドル対ウォンの価格変化がトピックになっている文脈なら、誤解が生じやすい”ドルウォン”、”ウォンドル”の単語は用いず、それぞれ”ドル高・ドル安”、”ウォン高・ウォン安”を使った方がいいでしょう。

 

日本円、米国ドル、韓国ウォン呼び方

海外だと、通貨はアルファベット3文字で表記されます。日本円は”J”a”P”anese “Y”enからJPY(ジェーピーワイ)、米ドルもしくはアメリカドルは”U” “S” “D”ollarからUSD(ユーエスディー)です。ここで言うUSはUnited States of AmericaのUSです。韓国ウォンはKRW(ケーアールダブリュー)です。”K”o”R”ean “W”onの3文字になっています。

JPY(ジェーピーワイ)とUSD(ユーエスディー)は通貨を表す単語として英語圏で通じます。韓国ウォンを知っている人ならKRW(ケーアールダブリュー)ももちろん通じます。

 

“ドルウォンが下がった”、”ウォンドルが下がった”

ドル高・ウォン安だと、ドルウォン(USD/KRW)の数字は増えます。例えば、1200から1300になればドル高・ウォン安です。

ドル安・ウォン高はウォンドル(KRW/USD)でも数字は増えます。例えば、0.00083から0.00084になればドル安・ウォン高です。

いずれも価値が下がった場合、数字は上がっています。”1ドル=1200ウォン”から”1ドル=1300ウォン”ではウォンが下がっています。数字が上がっているのに下がったという言い方は相手を混乱させる可能性があります。

従って、ドルが上がった下がった、ウォンが上がった下がったと通貨の価値変化を話す文脈では”ドルウォン”、”ウォンドル”の単語は用いるべきではありません。”ドル高・ドル安”、”ウォン高・ウォン安”の単語を使った方が誤解は生じにくいでしょう。ドルウォンとウォンドルはそれぞれ”ウォンドル1200ウォン”と”ドルウォン0.00083ドル”といった価値変化以外の呼び方に限定すべきです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました